3月瞑想会中止のお知らせ

「風の冷たさよりも、日差しの暖かさを感じられるよンうになりました」と、テレビのアナウンサーが朝の挨拶をしていました。春の暖かさが、私たちの心と体を包んでくれるように、私たちの心の中にある「怖れ」も抱きしめてくれるのでしょうか?

 みなさまもご存知のように、現在、治療法も確立されていない新型コロナウィルスに対する不安と怖れが、日本だけでなく世界各国を席巻しています。けれども私たち「マインドフルネス」の実践者は、こんな時にこそ、立ちどまり、冷静に「今ここ」を深く見つめながら、みなさまとのつながりを感謝しながら、日々の暮らしを過ごしていきたいものです。

 感染症の専門家によれば、「流行が進み、みんなが免疫を持つようになれば収まりますし、いわゆる普通の風邪になります。新型インフルエンザのときもそうでした。未来予測は難しいですが、封じ込めをしていればウイルスがシュッとなくなり、感染者がいなくなるとは思えません。市中感染が散発的に起こっていて、これから患者が増えるということが自然な想定だと思います。そういう状態が2~3カ月間続くことを前提に、どこまで社会的な活動や生活を犠牲にするのか、もう少し冷静になった方がいいと思います」とのことです。

 しかしながら、自分たちが感染しないように予防すること、また、自分たちが感染したものとしてどのように行動をしたら良いのかも考えていくことも確かなことのように思えます。

 以上のことから、私たち伊勢原サンガの仲間は、3月の瞑想会は中止することを決めさせていただきました。しかし、みなさまとのつながっていくことについては、Zoom法話を実施予定です。

こちらは、次のお知らせをご参照ください。

マインドフルネス瞑想 神奈川・伊勢原サンガ

神奈川・伊勢原サンガは、ベトナムの禅僧、ティク・ナット・ハンの教えにもとづくマインドフルネス瞑想の実践の場です。 神奈川県伊勢原市で月1回の瞑想会を開催しています。

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